東南アジア、人材不足に悩む…人事部門・管理職採用、現法と溝
12月26日 日経産業新聞からの抜粋+一部編集です。
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東南ア人材不足悩む、人事部門、管理職採用、現法と溝、民間調査
人材紹介のジェイエイシーリクルートメントによると、企業の本社人事部門では半数近い49・1%が企業のグローバル化を主導していないと答えていたことが分かった。
企業の進出が加速する東南アジアでは人材の不足感が強く、管理職採用などに悩む現地法人との意識にずれも目立つ。
調査は9月上旬から下旬に同社の人材紹介サービスを利用する企業の日本本社と、東南アジア(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア)で事業展開する日系企業の現地法人の人事部門にインターネットを通じて実施。
日本本社236社と現地法人189社から有効回答を得た。
本社の人事部門がグローバル化を「リードする」「ややリードしている」との回答は11・1%にとどまった。
「どちらとも言えない」は39・8%だった。
東南アジアでの厳しい採用事情は本社にはなかなか伝わらない。
東南アジアでの管理職採用について、現地法人の40・7%は「苦戦(やや苦戦)」と答えた。
一方、本社側で同じく苦戦しているとの認識は18・7%と現地法人に比べ低かった。
現地法人は管理職採用が難しい理由として「候補者の質が不足」とする意見が56・6%を占めていた。
日系企業は専門能力に加え、日本語能力を求める傾向が強いため、適した人材を見付けにくいという。
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日系企業は、専門能力に加えて「日本語能力」を求める傾向が強い。
外資系企業であれば、英語が話せれば採用…という事なのでしょうか。
ここでも、語学の壁があるのかもしれませんね。