「秋採用」を導入、キリンホールディングス
12月26日 日刊工業新聞Newsウェーブ21
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キリンHD、秋採用を導入-有能な人材発掘
キリンホールディングス(HD)は2013年10月に秋採用制度を導入する。
春採用でなく秋採用で初めて、若手女性社員2人を採用する。
キリンHDはオセアニアと中国、東南アジア、ブラジルを中心に海外展開に力を入れている。
4月に新学期が始まる日本と違い、海外では9月や10月に始まる秋入学制度の国が多く、これに沿った採用をした方が有能な人材がとれると判断。
今後も引き続き秋採用を強化する方針だ。
米国で10月に開かれた日英バイリンガル(二言語話者)向け就職イベント
「ボストンキャリアフォーラム」
の面接を通じて採用を決めた。
経済のグローバル化に伴い、海外で教育を受けた日本人の学生が増えている。
これらの学生は3月卒業の日本と約半年のギャップがあり、他にも日本企業の就職情報を入手しにくいハンディがある。
4月入社にこだわっていては
「こうした有能な学生を発見できない」
(三好敏也執行役員人事総務部長)
という判断から、キャリアフォーラムなどを通じて採用活動を強化する。
日本人だけでなく、有能な外国人も採用を狙う。
法務やマーケティング関係に明るい人材を中心に発掘を急ぐ。
人材の層や語学、考え方などで幅が広がることで、グローバル展開にプラスになるとみる。
キリングループは15年に海外売上高比率を30%の目標を掲げ、グローバル人材の育成に力を注いでいく考えだ。
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キリンホールディングスも秋採用を始めようです。
海外を見据えた動きですよね。
大手企業が、次々と秋採用を採用し始めています。
これからもどんどん増えていくのでしょうか。