60歳以降の雇用対応、企業の6割弱が賃金見直し
3月15日 日経産業新聞からの抜粋+一部編集です。
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60歳以降の雇用対応、企業6割弱、賃金見直し、帝国データバンク調べ
帝国データバンクは14日、「2013年度の雇用動向に関する企業の意識調査」の結果を発表した。
4月に改正高年齢者雇用安定法が施行されることへの対応(複数回答)として、
「60歳以降の従業員の賃金体系の見直し」が58・2%
で最も多かった。
正社員採用の抑制は約2割だった。
調査は2月18~28日に実施し、1万338社から回答を得た。
改正高年齢者雇用安定法は希望者全員の60歳以降の継続雇用を企業に義務付けており、高年齢従業員の増加が見込まれる。
対応策として
「中途採用の抑制」は15・2%で、
「新卒採用の抑制」は11・3%。
少なくとも一方を選んだ企業は21・5%だった。
「60歳以降の従業員の労働条件(勤務日数・時間など)の見直し」(46・3%)や
「60歳までの従業員の賃金体系の見直し」(13・6%)などの回答もあった。
13年度の正社員採用については「増加する」と答えた企業が前年度比0・9ポイント増の22・8%で、4年連続で改善。
「採用予定はない」は同2・9ポイント減の34・0%と3年連続で減少した。
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60歳以上の継続雇用希望者の雇用義務。
今月から改正された法が施行されました。
企業によって、対応は様々です。
・60歳以上の高年齢者の賃金抑制
・新卒採用の抑制
・ハーフタイム(時短)勤務制度導入・復活
などなど。
「雇用」に関する内容なので、慎重になるべきですよね。