産後の女性ケア広がる…肉体・精神両面で弱く、不安定
出産と言うのは、まさに「命をかけた仕事」とも言えますよね。
非常に身体に負担のかかるものだと思います。
大仕事なだけに、体のホルモンバランスも崩れるようでして、精神的にも不安定になると言います。
※7月7日 日本経済新聞 肉体・精神両面で弱く、不安定…産後の女性ケア広がる
産後うつだとかマタニティーブルースという表現もありますよね。
不安感に襲われる、集中力がなくなる、なぜか涙が出る、不眠などの症状が出るそうです。
産後は、夫はもちろん周囲の気遣いや理解が必要なのだと思います。
「赤ちゃんと2人で仕事をしていたら突然、1人でいる時以上の孤独感に襲われ、ぼろぼろ泣いてしまった」
「産んだ瞬間、突き放されたような不安感を感じる」
「急に『誰々ちゃんのママ』と呼ばれて違和感が生じる」
など、色々と思う事があるようですね。
とある統計では、約50%くらいの方が産後に「離婚」の二文字が浮かんだそうです。
それぐらい、産後は精神的に不安定になりやすい時期なのだと言えそうです。
「家事に協力しているつもりなのに『そんな事求めていない』といわれてカッとなって口げんか」
「イライラする妻の顔を見たくなくて帰宅を遅らせている」
なんて男性の声もあるとの事。
産後のケアに関しては、専門機関もあるようですが、まずは家庭や周囲が理解をする事が大切なのかもしれません。
女性の社会進出を増やしていこうとするわけですから、その分女性に対するストレスも増えていくと思います。
企業からすれば、女性が働きやすい環境を整える。
政府からすれば、出生率を増やしていきたい。
それを進めていくのであれば、産後のケア、ひいては女性のケアへの意識を高めていくべきですよね。