産後の女性ケア広がる…肉体・精神両面で弱く、不安定

人事ニュース

 

出産と言うのは、まさに「命をかけた仕事」とも言えますよね。

非常に身体に負担のかかるものだと思います。

大仕事なだけに、体のホルモンバランスも崩れるようでして、精神的にも不安定になると言います。

 

※7月7日 日本経済新聞 肉体・精神両面で弱く、不安定…産後の女性ケア広がる

 

 

産後うつだとかマタニティーブルースという表現もありますよね。

不安感に襲われる、集中力がなくなる、なぜか涙が出る、不眠などの症状が出るそうです。

産後は、夫はもちろん周囲の気遣いや理解が必要なのだと思います。

 

「赤ちゃんと2人で仕事をしていたら突然、1人でいる時以上の孤独感に襲われ、ぼろぼろ泣いてしまった」

「産んだ瞬間、突き放されたような不安感を感じる」

「急に『誰々ちゃんのママ』と呼ばれて違和感が生じる」

 

など、色々と思う事があるようですね。

 

とある統計では、約50%くらいの方が産後に「離婚」の二文字が浮かんだそうです。

それぐらい、産後は精神的に不安定になりやすい時期なのだと言えそうです。

 

「家事に協力しているつもりなのに『そんな事求めていない』といわれてカッとなって口げんか」

「イライラする妻の顔を見たくなくて帰宅を遅らせている」

 

なんて男性の声もあるとの事。

 

産後のケアに関しては、専門機関もあるようですが、まずは家庭や周囲が理解をする事が大切なのかもしれません。

女性の社会進出を増やしていこうとするわけですから、その分女性に対するストレスも増えていくと思います。

 

企業からすれば、女性が働きやすい環境を整える。

政府からすれば、出生率を増やしていきたい。

それを進めていくのであれば、産後のケア、ひいては女性のケアへの意識を高めていくべきですよね。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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