人事は見ている…「つぶやき」次第で不採用も

人事ニュース

 

ここ最近、SNSが急激に社会に浸透していきましたよね。

twitter、facebook、mixi…。

毎日の生活や日々感じる事・意見などを、ネット上に公開する方が増えました。

ネット上なので、制限は出来るものの、基本的には誰しもが見れるものですよね。

 

その「誰しもが見れる」というのは、メリットもあれば当然デメリットも存在します。

つまりは、友人のみならず仕事関係の方も自由に見ることが出来るという事です。

 

就職活動とSNS…という面から見ても、繋がりが深くなっています。

数こそ少ないですが、SNS上で採用活動を行っている企業も存在します。

就職活動生は、その点は特に敏感なのではないでしょうか。

 

人事の採用担当者は、結構候補者のSNSをチェックしています。

これは、別に隠す内容ではなく、常識とも言えるレベルの話ですよね。

最近では、その様子が新聞などのメディアでも取り上げられるようになりました。

 

【※6月3日 人事は見ている「つぶやき」次第で不採用も 日本経済新聞】

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1301S_T10C14A5000000/

 

実際、RAYEREDのクライアントからも、相談を受けた事があります。

適性検査を導入する前に内定を出した子のfacebookを見たら、非常にビックリしたと。

面接の時には明るくてハキハキとした真面目な子だと思ったが、実際は…。

 

私も一緒に確認しましたが、とにかくUPしている写真の内容が凄かったのですよね。

詳細は述べませんが、これを見たらどの企業も採用したいと思わないだろう…というものでした。

内定後に受けて頂いた適性検査では、かなり極端な結果が出ており、正直頭を悩ませました。

現在は入社している子なので、経過を見ている段階です。

 

では、SNSをしなければ良いのか…というと、そういうわけでもないようですね。

 

別のクライアントでは、同じく候補者のSNSをチェックしているようですが、その候補者をSNS上で見つけることが出来なかった場合は、マイナスの印象を受けるようでした。

世の中の動きについていけない・敏感ではない…と感じるそうで、決してプラスには捉えられないそうです。

これは業種のみならず、企業によって見解は異なりますが、そのような企業も存在すると言う事ですよね。

もちろん、”SNSを利用していないから”というのが決め手となって不採用…という事はしていないそうですが。

 

facebookのように、主に実名でSNSを利用している場合は、使い方をしっかりと考えねばなりませんよね。

初めて会った方や興味のある方の人となりを知る為に、SNSをチェックする…というのは、今の時代を表しているような気がします。

 

これは、社会人になっても言える事ですよね。

どのような事を発信しているかによって、その人の人間性が垣間見えてしまう。

SNSから、その人の印象が作り上げられてしまう。

 

人事担当者は、SNSをチェックしています。

SNSの内容が、その人の印象にもなってしまうわけです。

使い方を誤れば、自分にとって不利益にもなったりする。

 

誰しもが見れるネット上に公開する以上、当然様々な事を考慮した上で更新すべきですよね。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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