安倍政権とその外交、谷口智彦内閣官房参与:第143回黎明の会

外部活動

 

先日の黎明の会にて、谷口智彦内閣官房参与のお話を伺ってきました。

テーマは「安倍政権とその外交」。

集団的自衛権や女性の社会進出のお話など、多岐に亘りました。

 

黎明の会:安倍内閣

 

毎度の事ながら、お話の後はワインや食事をしながらの時間になるので、そこでも色々とお伺いできました。

「集団的自衛権は、軍事的な問題ではなく、倫理的・道徳的な問題である」

「人類社会とともに古い生得の自然権であり、世界190カ国の中で法律に組み込んでいる国などない…ごく自然の話」

とお話されていたのが印象的でした。

 

個人的により集中して聞いていたのは、女性の社会進出の件です。

人事関連の業務にも直接関わってくるものであり、注目しています。

 

安倍総理は、女性の社会進出に関して、非常に前向きに取り組んでいらっしゃると思います。

女性管理職の比率の向上に始まり、育児休暇や配偶者控除の縮小・廃止など、様々な取り組みをされていらっしゃいますよね。

これまで政治家がなかなか手をつけてこなかった分野にまで足を踏み入れ、批判を受けてでも日本の改革をしている安部総理。

賛否両論あるかと思いますが、個人的には応援しています。

 

私としては、

 ・人口減少(2050年問題)

 ・女性の社会進出

 ・外国人労働者に関して

 ・配偶者控除の縮小・廃止

 ・高齢層の活用に関して

 ・年金問題

 ・育児休暇を始めとした保育関連の問題

 ・労働規制緩和に関して(ホワイトカラーエグゼンプション)

などなど、本業に関わる点に注目していきたいと思います。

 

内容の全ては公開できませんが、大丈夫であろう情報の一部をご紹介。

 

◇ 来年消費税10%は、至上命題

◇ 原発再稼動と防衛関連法案で今後荒れると予想

◇ 安倍政権支持率45%は、既に準危険水域…現状は、強い危機意識を持っている

◇ 外交は、魔法の杖にならず

   プーチン大統領来日は、極めて流動的

   習近平国家主席とAPECで会っても、多くは望めない

   拉致問題は期待先行、楽観視できず

◇ 安倍総理の2言目には「女性」が出てくる

   女性の社会進出を強く意識している

 

◇ 財務省が注目しているのは、コーポレートガバナンス

   ROEをいかに増やすかという事

   打ち出の小槌はなく、短期的経済対策は出し尽くした…法人税の減税しか残っていない

◇ TPPによって「国を開く」

◇ 安倍総理は、120kmのストレートと160kmのストレートしか投げれないような人

   とにかく直球でウソをつかない人であり、誰に対しても同じ言葉を発する

◇ 安倍総理も菅内閣官房長官も、土日返上で働いている

   周囲の議員への気持ちを引き締める効果も出ている

◇ 2015年は、中韓が対日攻勢に拍車をかけてくると予測

 

政治と経済は、密接に結びついています。

法改正などは直接会社の運営にも関わってくる話ですし、政治の動きも注力しておかねばなりませんよね。

 

私は意識しておかないと、政治を後回しにしてしまいがちです。

黎明の会は、政治を学ぶ貴重な勉強TIMEとなっています。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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