自分ワールドカップ:4年前と4年後の自分
今、サッカーのワールドカップで日本中が盛り上がっていますよね。
興味のない方も当然いるかと思いますが、初戦のコートジボワール戦の平均視聴率が、関東地区で46.6%だったそうです。
関東地区で約2人に1人がTVを観ていたというわけで、注目度の高さが分かります。
盛り上がっているということにしておきましょう笑
ギリシャ戦では、惜しくもドロー。
それでも、最終戦であるコロンビアに勝利すれば、まだ決勝トーナメントの可能性は残されています。
少しでも可能性がある限り、諦めないで応援しなきゃ行けませんよね!
ワールドカップには、別の視点でも楽しめる事ができるような気がします。
それは、選手の様々な人間ドラマ。
生き様というか、これまでの過程に惹きつけられるものがたくさんあります。
本田選手が、卒業文集に「夢はミランの10番」と書き、それが実現した事。
長友選手が、大学時代は応援の太鼓叩き、数年後にはインテルの中心選手として、そして日本代表の中心選手として活躍している事。
岡崎選手が、プロとして入団した清水エスパルスのFWのうち、8人中8人目の評価だったにも関わらず、数年後にはブンデスリーガ(欧州リーグ)で日本人初の15得点、日本代表でも歴代3位の得点数をたたき出している事。
様々な人間ドラマがあります。
長友選手と岡崎選手にいたっては、当初は注目選手ではなかったようです。
それでも、本人の努力によって現在の地位を確立させたのですよね。
もしかしたら生まれ持った才能があったのかもしれませんが、どちらにせよ多大なる努力によって開花させたのでしょう。
確かに、結果を残せないプロ選手と言うのは、批判の的にされるものです。
結果が全てあり、当然と言えば当然かもしれません。
厳しい世界だと思います。
こういう機会にいつも感じる事ですが、自分と照らし合わせてみたりします。
4年前の自分と、今の自分。
果たして、どれだけ成長しているでしょうか。
2010年のカメルーン戦、オランダ戦、デンマーク戦。
今と同じように、パブリックビューイングや友人と共に、日本代表を応援していた。
その時も、色々と刺激された事を覚えています。
普段何も考えずに生活をしていると、「期限」に向かって何かを努力する事ってあまりありませんよね。
しいて言えば、仕事上の納期くらい。
何か資格を取ろうとしたり、勉強を始めたり、数値に置き換えられる目標を立てたり…。
前向きに生きようと決断した者だけが、期限付きの目標に向かって、自分を磨く事ができるような気がします。
過去の長友選手や岡崎選手のように、「今」実力が無くとも努力すれば「将来的に」実力がついたりします。
4年前まで、プロに入る事すら想像できなかった者が、4年後には日本代表になっていたりする。
4年間というのは、一生懸命努力すれば、報われる事もある期間なのかもしれません。
ちょっと気が早いですが、ワールドカップが終われば、選手の多くは4年後のワールドカップを見据えるでしょう。
今はメディアに注目されていなくとも、頭角を現す若者も出てくるかもしれません。
それに便乗し、「自分ワールドカップ」として期限を定めても面白いですよね。
ワールドカップでは、4年間の集大成として、結果が求められます。
自分自身にも、4年後の2018年の6月に結果を求める。
「今」は無理だとしても、4年後であれば可能であろう目標を立てる。
言い訳はしない。
4年後には、結果が求められる。
資格であれば、取得しているかしていないか。
TOEICであれば、目標得点に到達しているかいないか。
自分の中に”結果”を求められる目標を設定し、気持ちも新たに突っ走る。
「自分ワールドカップ」
皆さんは、どんな4年後の自分を想像しますか?
どんな自分の姿になっていたいですか?
サッカーワールドカップをきっかけに、結果を追い求める目標を立てても良いかもしれませんね。