②人事、雇用:2014年4月他社動向(人事、人材、グローバル関連)

人事ニュース

2014年4月、人事関連の動きです。

 

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① 就職活動

② 人事、雇用

③ グローバル

④ その他(賃上げ傾向、健康保険料増加など)

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気になった記事は以下の通りです。

お客様にお渡ししている資料の一部です。

 

②人事、雇用

 

 ・「海外勤務したい」、新入社員、50%止まり

 ・制約があっても輝ける態勢、大手7社人事担当者座談会

 ・労働時間規制見直し、安倍政権

 ・グローバル採用、製造業41%増加

 ・家族の介護を職場に言えぬ…長期化、キャリアに不安

 

 ・水戸ホーリーホック、柱谷哲二監督…三浦カズが11人いてもダメ

 ・社員を守れ、「リハビリ出社」制度化

 ・社員を守れ、うつ病を血液検査で見抜く

 ・ストレス耐性、全社員義務へ

 ・ファミリーマート、東南アジアの学生を幹部に

 

 ・武田薬品、経営陣に次々外国人

 

グローバル採用に始まり、うつ病、介護、労働時間の規制など、多岐に渡りました。

個人的に面白いアプローチだと思ったのが、柱谷監督の記事。

三浦知良選手が11人いてもダメ…というものです。

 

これは、企業の組織においても同じではないでしょうか。

ポジションごとにプロフェッショナルがいるものです。

 

キングと呼ばれる三浦和良選手も、全てのポジションにおいて最も優れているわけではありません。

DFにはDFのスペシャリストがいて、GKにはGKのスペシャリストがいる。

 

それぞれ自分の中で最も秀でているものを活かす事のできるポジションがあります。

選手の個々の特徴を把握し、個人ではなくチームとして最も優れた成績を残せる形を探っていく。

まさに、人事採用や配置と言えるのではないでしょうか。

 

チームによって、戦略や戦術は変わってきます。

それにより、チームごとに求める「優秀な人材」も変わってくるはずです。

 

マンチェスター・ユナイテッドの香川選手が監督によって大きく立場が変わってしまったのも、少なからず影響しているでしょう。

監督が変われば、戦略・戦術が変わり、優秀な人材像も変わります。

 

それは、経済界においても、同じなのではないでしょうか。

経営者によって、はたまた上司によって、やり方というのは変わってきます。

企業が変われば、当然戦略も戦術も変わってきます。

 

他社で活躍していたから、経験者だから、他社で営業成績を残せていたから…。

だからと言って、自社に適しているかはまた別の話です。

活躍する可能性はもちろありますが、活躍しない可能性もある。

 

さらには、人間は生ものであり、感情や理性があります。

機械の様に動くとは限らないし、気分によってパフォーマンスにも影響が出てくる。

人事の役割というのは、日に日に増しているのではないでしょうか。

 

大量生産の時代が終わり、社員全員を標準化させる時代は終わりを告げています。

個々人に適した対応、組織の状況に合わせた採用・制度というのが、その都度必要になってきます。

 

人事って、奥が深いです。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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