②女性、保育 2014年3月他社動向(人事、人材、グローバル関連)

人事ニュース

2014年3月、人事関連の動きです。

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① 採用、雇用

② 女性、保育

③ グローバル

④ その他

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気になった記事は以下の通りです。

お客様にお渡ししている資料の一部です。

 

② 女性、保育

・日生、男性職員の育児休暇取得100%目標達成

・政府、「准保育士」導入を検討

・女性管理職、2020年までに30%増を目標

・配偶者所得控除見直しへ

 

女性に関する記事も、先月に引き続き多いものとなりました。

政府が2020年までに女性の管理職を30%増やすと公言しておりますし、今後も様々な動きがあるかと思います。

 

「准保育士」に関しましても、その一環ですよね。

 

保育所の数よりも、保育士の数の方が足りない。

女性の社会進出を促したい政府としては、保育所を増やしたい。

准保育士という資格を設けることで、間口を広げようというものです。

 

准保育士は、子育ての経験のある女性がなれる…というもの。

国家資格である保育士の資格を取得せずとも、子育ての経験があれば「准保育士」として保育業界に携われるようにするのですね。

 

賛否両論はあるようですが、それほど保育士の数が足りていないという事です。

保育士の数が足りなければ、当然保育所も増えない。

規定を満たすことが出来なければ、認定もする事が出来ない。

女性が働きやすい社会を創り出す為には、保育士の増加、保育所の整備は欠かせません。

 

女性の社会進出を促すという意味では、配偶者所得控除の見直しもそうです。

 

現在、103万円以下の所得であれば所得税はかからない仕組みとなっていますよね。

その為、103万円以下に収入を「おさえて」働いているという主婦の方も多いのではないでしょうか。

そのような制限もある為、女性の社会進出が進まないのだと言います。

見直しをすることにより、女性の勤労意欲を高めようという事ですよね。

 

日本の人口減少、労働力減少を鑑みれば、女性の社会参加は必要です。

しかし、女性によってはその影響は少なくありません。

配偶者所得控除が必要だったのに、働かなければならなくなってしまった…。

そのような方も、少なからずいるのではないでしょうか。

 

政府が主導して働いている課題なので、今後も色々な動きがありそうです。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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