①採用、雇用 2014年3月他社動向(人事、人材、グローバル関連)

人事ニュース

2014年3月、人事関連の動きです。

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① 採用、雇用

② 女性、保育

③ グローバル

④ その他

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 気になった記事は以下の通りです。

お客様にお渡ししている資料の一部です。

 

①採用、雇用

・ホンダ、採用基準は「熱量」

・ファーストリテイリング、正社員採用拡充

・就職内定率、3年連続で上昇見通し

・解雇の可能性、契約書に明記

・新卒採用増加…東電、マツダ、シャープ、大和証券、SMBC日興、

 

・SNSでの採用活動、海外企業が先行

・グローバル人材をSNSで採用…パナソニック、楽天

・ドワンゴに厚労省「中止を」…新卒採用で受験料徴収

・ウェブテストで不正慣行

・大手採用担当者が語る、「ポイントは?」

 

・6割超の職種で人手不足

 

3月という事もあってか、採用に関する記事が多かったように思います。

就職活動関連の記事が増えておりますよね。

 

人手不足感が強くなってきているようです。

とは言え、これまでとは採用の考え方が違うように思います。

人手不足でありながらも、しっかりと選考過程を踏んでいるのですよね。

誰でもよいから採用をしよう…というわけではなく、それでもしっかりと選考する。

そのような企業が増えているのではないでしょうか。

 

また、仕事柄気になるのは「適性検査での不正」という記事。

WEBテストは、数千人クラスの応募者が居る場合に、大いに力を発揮します。

大人数から一定の人数に絞るという意味では、非常に役に立つのではないかと思います。

 

一方で、WEBテストの開始画面からはどの適性検査を使用しているのか分かるようにもなっています。

その為、開始画面を見た後、テストを開始する前にそのテストの対策をし、挑むという事もできるのです。

WEBテストの対策本は、一般に書籍として売られています。

替え玉受検もできたりと、デメリットも多いというのが実際のところです。

 

企業によって人事戦略は異なりますが、WEBの適性検査は足きり、絞ってきた段階では紙の適性検査…というのが一般的だと思います。

実際、応募者の人数が多い場合には、そのようにご案内している事が多いです。

 

採用は、企業にとっては非常に重要なプロジェクトです。

 

スポーツ業界では、かなり長い時間をかけて採用活動をします。

野球で言えば、プロのスカウトが1年以上の期間をかけて、ドラフト候補者を選別します。

その際には、実際試合している様子も見ることが出来ますし、たくさんの客観的データも収集する事が出来ます。

入念な調査や接触、そして採用戦略により、最終的なドラフト候補者が決まっていくわけです。

 

経済界では、どうしても採用に関わる時間が少なくなってしまいますよね。

特に新卒で言えば、将来の期待採用です。

実際の働きぶりは分かりませんし、面接時間も数十分、取れても数時間です。

エントリーシートや履歴書などはありますが、野球界の成績から見れば、客観的なデータとは必ずしも言えません。

 

それほど、経済界の採用活動というのは、神経をすり減らすものだと思っています。

時間や手間がかかるかもしれませんが、採用活動には力を入れて欲しいですね。

 

適性検査というのは、それだけで100%その人が分かるものではありません。

しかし、より客観的なデータを集めるという意味では、大きな力を発揮します。

たかが適性検査、されど適性検査。

圧倒的な情報の不足を埋めるのには、適性検査は役立つと思っています。

 

採用活動においては、自社の人事採用戦略に応じた適性検査を使用することをお勧め致します。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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