雇用を考える、増える非正規雇用
11月7日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
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【雇用を考える、増える非正規雇用】
◇非正規にも、不本意型と本意型がある
◇総務省の「労働力調査」では、不本意方の割合は、2013年4~6月時点で18・2%
◇不本意型の非正規雇用比率を比較してみると、男性は27・9%、女性は13・7%。
◇雇用形態では、派遣社員や契約社員で30%を超えている
◇男性の派遣社員では、約半数が不本意型。
◇不本意型の非正規雇用比率は、独身者や25~34歳の若年層が一番多い
職種では、情報通信・運輸・サービス業、警備員など保安職業従事者が多い
◇不本意型の非正規雇用比率は07年から10年にかけて3%程度上昇
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働き方に関する記事が、最近では特に多くなってきました。
度々登場する「非正規雇用率の増加」。
1月で見てみても、記事になる頻度は多く、注目度の高さが良く分かります。
リーマンショック、東日本大震災などが、強く影響しているようです。
自民党政権になってから、sの動きは更に進んでいる印象です。
雇用規制を緩和する「雇用特区」や、裁量労働制やフレックスタイムの緩和。
更には、派遣労働に関する規制緩和や、労働時間によって管理する方法の見直しなど。
人事・労働に関する動きが、政府内でも非常に高まっています。
常日頃言われている事ですが、「正社員」としての働き方が、「常識」ではなくなってきています。
使用者側も、そのような印象が広がっているのではないでしょうか。
従業員ができる事は、自分のスキルを磨くという事。
何が起きても、自分の力で生き抜ける力を身につける事ではないでしょうか。
マネジメント能力は当然大事ですが、個人の業務処理能力も、高めておくべきなのだと思います。