民間給与、平均408万円、昨年2年連続減
9月28日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
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【民間の給与、平均408万円、昨年、2年連続減】
民間企業に勤める人に昨年1年間に支給された給与の平均は前年比1万円減の約408万円で2年連続で減少したことが27日、国税庁の民間給与実態統計調査で分かった。
会社員など正規労働者の平均は468万円、パートや派遣社員など非正規労働者は168万円で、約2・8倍の差があった。
調査は非正規労働者を含む約29万人の給与から推計。
今回から初めて正規と非正規を区分して調べた。
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全体的な平均給与は、約400万円。
月収換算すると、33万円というところでしょうか。
全体的な平均給与は、減少傾向にあると言えます。
非正規社員が増えている現代の日本という事もあり、当然といえば当然かもしれません。
しかし、実際の「平均値」という事であれば、もう少し少ないかもしれませんよね。
国民総中流と言われた頃が懐かしく思いますが、最近は格差が広がっていると言います。
平均値は400万円でも、人数として換算したら真ん中が400万というわけではないでしょうね。
今回の調査が29万人という事ですので、給与順に並べた場合、145,000人目が408万円ではない。
密集地で言えば、もう少し下がるイメージです。
今後は、派遣規制の緩和や非正規社員の増加傾向にあります。
景気の悪化もあり、給与の平均給与の大幅な改善は、難しいでしょうね。
安倍政権が給与を上げるように企業に要請したり、最低賃金が上がったりしていますけれども…。
普通に生活していると見落としがちですが、お金を稼ぐというのは大変な事なのですよね。
これは余談ですが、自分が社会人になってから両親に対する感謝の気持ちも変化しましたよね。