経団連指針、就活繰り下げ強要せず

人事ニュース

9月7日 日経速報ニュースからの抜粋+一部編集です。

 

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【経団連指針、就活繰り下げ強要せず 4年生8月から面接・試験】

 

就職活動の時期の繰り下げを柱とした経団連の新しいルールの最終案が固まった。

ルールの実効性を高める対策については違反企業への罰則などはひとまず設けず、加盟企業への「呼びかけ」にとどめる方針だ。

強い拘束力を持たない結果、勉学の時間を確保するために採用を遅らせる目的のルールが骨抜きになり、学生に混乱を招く恐れもある。

 

具体的なスケジュールは、現在「大学3年生の12月」としている会社説明会などの就活の解禁時期を「3年生の3月」に遅らせる。

面接や筆記試験など選考試験の開始時期は「4年生の4月」から「8月」に繰り下げる。

エントリーシートの選考は8月以前の実施も認める。

いずれも今の大学2年生から適用する。

 

インターンシップについては、これまで通り採用に直結するインターンは禁止し、学生の就業体験の一部に位置づける。

 

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就職活動の時期を繰り下げる、経団連の指針に関する記事です。

繰り下げに関しては、呼びかけにとどめる事。

違反に関する罰則に関しては、一旦保留みたいです。

将来的には、呼びかけにとどまらず、企業名公表などの罰則が適用される気がしますが。

 

就職活動の開始時期の遅らせに関しては、賛否両論ありますよね。

 

遅らせる事により、就職活動の期間が短くなる事は必須です。

インターンを採用する企業が増えているデータもありますし、短期集中型になってくるのではないでしょうか。

 

もしくは、単位集中型を試してみたものの、思うように人材を獲得できなかった。

その為、秋採用も増やす事になる。

結果、通年採用を導入する企業が増える…ということも考えられます。

 

雇用・就職活動に関しては、成長戦略にも含まれています。

今後も、大きく動いていく事が予想されます。

注目していくべき事案ですよね。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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