グローバル人材育成を強化、30大学指定し支援

人事ニュース

8月29日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です

 

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【グローバル人材育成を強化、30大学指定し支援】

 

文部科学省はグローバル人材育成の体制を強化するため、国立私立大学30校を「スーパーグローバル大学」に指定し、重点的に支援する方針を固めた。

2014年度の概算要求に150億円計上する英語による授業の拡大や外国人教員比率の向上を財政面で支援し、世界大学ランキング上位100位以内に10校以上が入ることを目指す。

スーパーグローバル大学は「トップ型」10校と「グローバル化けん引型」20校の2種類。

 

トップ型は、高度な研究・教育力をさらに向上し、世界大学ランキング上位100位入りを目指す。

海外の大学と学部・学科・大学院の共同設置などにも取り組む。

 

グローバル化けん引型は、海外大学との連携などで先進的な取り組みを進め、日本社会のグローバル化を引っ張っていく力がある大学。

学生に語学力や国際的教養を身につけさせる。

 

高校では、国公私立100校を「スーパーグローバルハイスクール」に指定。

単年度30億円を投じ、5年間支援を継続して、語学力やコミュニケーション能力の向上を後押しする。

 

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安倍政権になり、「グローバル人材」に関する議論も進んでいるように思います。

以前もグローバル30等の留学生増加計画もありましたが、今回はスーパーグローバル大学。

グローバル人材を育てる為の対策の一つと言えます。

 

私も上智大学で「グローバル・リーダーシップ」を学んできました。

その後も書籍を読んだりしていますが、色々な定義がありますよね。

 

・基礎的な社会人能力

・語学を含むコミュニケーション能力

・ダイバーシティを認める

 

などが、主な内容かと思います。

その後、「英語」に関して色々な議論もありましたよね。

英語は必要だとか、必要ではないとか。

 

個人的には、

「英語は必要だが、その前提として日本語力が重要である」

と思っています。

 

日本人である以上、当然日本語で仕事をする機会が多いはずです。

日本語での仕事能力を上げなければ、英語での仕事能力も上がらないのではないか…ということです。

実際、英語のみで仕事をする状況は、少ないでしょうし人数も限られるはずです。

英語は必要ですが、それだけではダメ…なのではないでしょうか。

色々な能力を磨く必要がありますよね。

 

タイミングよく、7年後には東京オリンピックも控えており、英語を学ぶ方や需要が増えてくるかと思います。

英語を学ぼうとするには、非常に良いきっかけでもありますよね。

日本人が世界で活躍するために、これを機会に英語を学ぶのも良いかもしれません。

そして、それだけではなく、自分の専門を持ったり資格を持つ事も、大切な事なのだと思います。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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