就職活動繰り下げ、学生7割反対、教職員は6割賛成

人事ニュース

7月11日 日本経済新聞

【就活繰り下げ、学生7割反対、日経HR調べ、「学業に支障」、教職員は6割賛成】

 

就職情報サービスの日経HR(東京・千代田)は10日、経団連が就職活動の解禁時期の3カ月繰り下げを決めたことについて、大学生と教職員への意識調査をまとめた。

大学生の7割が反対する一方、教職員の6割が賛成した。

2016年3月卒の大学生から、就職活動の解禁時期は4年生直前の3月以降、面談などの選考は4年生の8月以降と現在より3カ月以上遅らせることが決まっている。

 

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就職活動の時期に関して、最近は色々と動きがあるようですね。

つい最近、就職活動の開始時期が3年生の10月から12月に繰り下げとなりましたが、さらに繰り下がるようです。

 

この影響は、大学や学生だけの影響にとどまりません。

当然、企業側にとっても大きな影響が出る事になります。

 

就職活動の時期がずれる事は、就職活動の時期も短くなる事も考えられますよね。

現状でも、既に就職活動期間が短くなり、影響も出始めています。

期間が短いと言う事は、会社説明会・面接を行う企業がブッキングする可能性が高くなると言うこと。

企業側からしたら応募者数が減少する事は避けられません。

一人あたりに費やせる時間も減る事が考えられ、より採用活動が難しくなります。

 

特に、中小企業は大企業に応募者を取られてしまう事になり、より厳しくなる事は予想に難しくないですよね。

その分、質の低下もあるでしょう。

期間を短くすると言う事は、色々な面での影響が出てくるのです。

 

企業の採用活動も、対策を取る必要があるかもしれません。

従来の「とにかく人数を集める」方法から、「できるだけ質の高い学生を集める」方法が必要でしょう。

その一つの対策として、いわゆる上位大学に直接赴き、選考活動をするという企業も増えています。

 

今後も、色々な動きがありそうです。

注目していきたいですね。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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