政府、社会人の学び直しに助成、文科省が教育改革プラン

人事ニュース

4月24日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。

 

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社会人の学び直しに助成、学生留学に民間資金活用、文科省が教育改革プラン

 

 

下村博文文部科学相は23日の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)で、人材育成強化に向けた教育改革プランを発表した。

成長産業への転職を促すため、社会人が専門知識を学び直せるように大学や専門学校の教育プログラム開発を助成。

日本人学生の海外留学を倍増させるため民間資金を活用した奨学金も創設する。

国立大教員へ年俸制を導入し、民間の優秀な人材も呼び込む。

 

文科相によると、2012年度に大学や専門学校で学んだ社会人は12万人。

国内の産業構造の変化に伴い、職種転換が必要になるのは年間20万人に上ると推計される。

 

同省は「新たな知識や技術の取得が重要」として、5年間で大学・専門学校で学ぶ社会人を現状の2倍の24万人に引き上げる目標を掲げる。

産業界と協力し、社会人向けの教育プログラムを開発する大学や専門学校に費用を助成する。

 

例えば、プランの一例として

 

・新エネルギー開発、都市再生、農林水産業の高度化など成長分野で活躍できるプログラム開発を促す

・女性の職場復帰やシニア層の地域活動に役立つプログラムも支援する

・グローバル社会で活躍する人材の育成も強化する

・日本人の海外留学生を現状の12万人にすることを目指す

・学校での英語教育を強化するとともに、民間企業からの資金を活用し、留学希望者に奨学金を出す仕組みをつくる

 

 ・海外留学をしやすくするように、国際標準の秋入学の導入も促す

 秋入学が拡大すれば、高校卒業から大学入学までの半年間を利用して海外留学する学生の増加が見込まれる

・大学界と産業界が協力し、海外留学希望者の支援組織を立ち上げることも促す

 ・国立大教員に年俸制や民間企業からの報酬受け取りを本格導入し、優秀な民間研究者や外国人教員を呼び込む

・日本と海外のトップ大学が共同で大学院を設置することも支援し、グローバル人材を育成する力を強化する

 

などがある。

政府が6月まとめる成長戦略に盛り込み、実現を目指す。

 

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社会に出てからも学ぶ続けるということを推奨しているのでしょうね。

これは、とても良いことだと思います。

 

私も社会人になってから、上智大学で「グローバル・リーダー・シップ」を学びました。

その他にも、勉強会に参加したりしています。

社会人になってから学ぶというのは、学生の頃と違い、意識も視点も変わってくるのですよね。

 

「教養を身につけるというのは、何歳になってからでもできる」

 

所属させて頂いている、三略会の橘先生の言葉です。

まさに、そのとおりだと思います。

 

私も、引き続き教養を身に着けていきたいと思います。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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