ゲーム開発者を倍増、エイチーム、海外展開加速、大阪に新拠点開設
6月8日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
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ゲーム開発者を倍増、エイチーム、海外展開加速、大阪に新拠点開設
モバイル端末向けのソーシャルゲーム(交流ゲーム)を手がけるエイチームは同ゲームの開発者を2013年末までに、200人と2倍に増やす。
これに伴って名古屋市の本社オフィスを増床するほか、新たに大阪市内に開発の新拠点を設ける。
需要拡大が期待できる海外市場を見据えた体制を整え、収益基盤を強化する。
現在約100人いるゲーム開発者を13年末までに200人に増やす。
首都圏ではソーシャルゲーム関連会社の人材の獲得競争が激しい。
エイチームは名古屋と大阪などで主に経験者を対象に求人を募る。
同社は今年4月に株式市場に新規上場し知名度も上がっており、Uターン就職を希望する人材などを確保できるとみている。
本社オフィスの増床に加え、8月めどに大阪市に開発拠点を開設する。
10人前後でスタートし、13年末までには数十人規模に増やす予定。
同社が本社オフィス以外に開発拠点を持つのは初めて。
名古屋と大阪の両拠点ではそれぞれ異なるゲームの開発を進める。
これまで大きな売り上げが見込める大型タイトルの開発ペースは年2本程度だったが、これを同3~4本に増やす。
2月に投入した米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)、アイフォーン向けゲーム「ダークサマナー」が米国やカナダの利用ランキングで上位に食い込むなど、海外でも人気を集めている。
欧米を中心に海外の潜在需要は多いとみて海外展開を加速する。
現在、海外に投入したゲームは3本にとどまるが、今後は全ての大型タイトルを国内外で同時に投入する方針だ。
スマートフォンを中心としたモバイル端末向けのソーシャルゲームは映像が高精細化。
積極採用は開発にかかる人手と時間の増大に対応する狙いもある。
ソーシャルゲームゲーム自体は無料だが、運営会社は利用者がゲーム中にアイテムを購入することで収益を得る仕組み。
エイチームは12年7月期にゲーム関連部門で約27億円の売り上げを見込む。
海外展開や大型ゲームの開発強化をテコにして、13年7月期に同40億円を目指す。
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ゲーム業界のグローバル進出。
エンジニアを増やそうとしており、海外進出を加速しています。
IT業界では、エンジニアを増やす動きが活発ですよね。
政府も、理系の人材を増やそうとしているくらいです。
エンジニアの需要は、今後も増えていきそうですよね。