内外人事統一、アドバンテスト

人事制度

7月5日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。

 

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アドバンテスト、内外人事統一

 

 

アドバンテストはグループの人事制度を国内外で統一した。

グループ会社間の国境をまたぐ人材の配置を容易にして生産性を高める。

2015年3月期に1人あたり連結売上高を前期比69%増の5000万円に引き上げる計画だ。

 

昨年買収した同業大手、米ベリジーとの統合作業が終わったのを機に、新制度に移行した。

連結ベースの従業員数は16カ国・地域の合計で約4870人。

このうち43%にあたる約2080人は海外で勤務する。

 

従業員の資格を世界共通の10段階にそろえ、給与や評価の基準を同じにした。

勤務地を問わず日本の本体と同じ資格、考課制度とし、透明性を高める。

 

従業員の評価は昨夏設立したグローバル人事本部に一元化する。

 

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最近では、大手企業を中心に日本国内と海外の人事制度を統一する動きが増えてきています。

 

色々な理由があると思いますが、

・人事データを世界共通する事により、世界を舞台とした適材適所

・評価を明確にする事で、透明性を高める

と行った事が共通項に思います。

 

海外はもはや「海の外」ではなく、支店や他県と言ったような身近なイメージになってきました。

グローバル企業において、1国にとどまった人事制度では、対応が利かなくなってきているようです。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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