「対面」マイスター制度・・・はなまる

人事制度

7月8日 日経MJからの抜粋+一部編集です。

 

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はなまる、接客技能に資格制度

 

 

セルフ式うどん店チェーンのはなまる(東京・中央)は、店で一定水準の接客技能がある従業員を認定する「対面」マイスター制度を7月から始めた。

8月1日付で第1陣を認定する予定。

分かりやすい目標を新たに設定して従業員のやる気を引き出すと同時に、接客水準を高めて利用者が何度も店に来てくれるようにする狙いだ。

 

はなまるは2008年3月にうどんの釜ゆでと、天ぷらの揚げ、おにぎりといった3つの調理分野でマイスター制度を始めた。

5月末までに累計で「釜」が556人、「天ぷら」で403人、「飯」は510人がマイスターの認定を受けた。

そこで天ぷらと飯を一本化する一方で対面を追加して、調理と接客の双方の技術を持つ人材を育てることにした。

 

マイスター資格の認定を受けなければ、昇給もない制度にしている。

このため、はなまるは従業員の就労意欲が明確に高まると見ている。

 

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企業独自で資格制度を設ける企業も、増えているようです。

 

はなまる社以外で有名なのが、スターバックス。

「ブラックエプロン制度」という制度で、従業員の5%しかいない資格制度。

スターバックス内でブラックのエプロンをしている人を見かけたら、相談してみると良いかもしれませんね。

 

また、1年に1人しか与えられない「コーヒーアンバサダー」という称号もある。

各企業が独自の資格制度を設け、従業員の意欲向上に向けて試行錯誤しているようです。

 

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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