増える外国人留学生の採用

人事ニュース

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7月12日 日経産業新聞からの抜粋+一部編集です。

 

留学生に就活講座、ランスタッド、PR法指導

 

 

人材サービス大手のランスタッド(東京・千代田、井上守社長)は日本で学ぶ外国人留学生向けの就活セミナーを始める。

事業のグローバル化に伴い、企業が外国人留学生の採用意欲を高めていることに対応する。

企業の面接では留学生の日本語レベルが重視されるため、就職活動用の日本語指導も行う。

 

セミナーは8月7日と9月4日、10月2日の計3回開く。

講師は日本語の教員の資格も持ち、日本企業が求める人物像のほか、面接での受け答えの仕方、自己PRに役立つ日本語の表現などを教える。

各回とも同じ内容で開講時間は午後4時から午後5時30分まで。

先着順で定員は15人とする。

入場は無料で東京・日本橋の同社オフィスで開く。

 

ランスタッドによれば外国からの留学生の約8割は卒業後に日本で就職を希望しているが、新卒一括採用の慣習になじめない学生が多い。

実際に国内企業に就職できるのは希望者の3割以下という。

 

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7月12日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。

 

外国人留学生に合同会社説明会、東商あす、36社参加

 

 

東京商工会議所は13日、東京都立産業貿易センター浜松町館で外国人留学生向けに無料の合同会社説明会を開く。

対象は2013年3月に卒業予定の大学や大学院生。

あきんどスシローや大塚家具など36社が参加する。

 

時間は午後1時から同5時。

各社がブース別に事業内容や募集要項などについて説明する。

今のところ250人を超える申し込みがあるという。

 

東商は海外展開を強化したい企業と日系企業に就職したい外国人留学生をマッチングさせるため、年1回、合同会社説明会を開いている。

 

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今回は、同じ日に出ていた記事を2つ掲載致しました。

 

両方とも、外国人留学生の採用に関する内容です。

私の知り合いの社長もイベントを開いたりしていますが、少しずつ「外国人留学生」の採用が増えてきているような印象があります。

正確に言えば、「増えつつある」と言った方が良いでしょうか。

 

優秀な人材を採用したいと思うのは、企業の想いです。

日本の労働人口の減少や海外進出とあいまり、グローバル人材を採用したいと考えている企業は多いのですよね。

そこで白羽の矢が立ったのが、外国人留学生。

色々な思惑があり、留学生を採用使用としているのでしょう。

 

2ヶ国語以上を話せる人材が欲しい。

進出したい現地の留学生がいるならば、採用したい。

 

企業によって事情は異なるでしょうが、グローバル企業において外国人留学生を採用しようとする流れになってきているようですね。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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