西日本シティ銀子会社とワールドインテック、外国人留学生を支援
8月3日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
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西日本シティ銀子会社とワールドインテック、外国人留学生採用を支援
西日本シティ銀行子会社のNCBリサーチ&コンサルティング(福岡市、古賀恭介社長)と人材派遣大手のワールドインテックは企業の外国人留学生採用を支援するサービスを始める。
紹介予定派遣の仕組みを使い、企業が留学生を採用しやすくするほか、入社後もNCBリサーチが日本の企業文化やビジネスマナーなどの研修を実施し、留学生が企業になじみやすくする。
西日本シティ銀の取引先では、海外事業拡大を狙って外国人留学生の採用を希望する地場企業が増えている。
一方で
「採用後の教育や早期離職の問題に頭を悩ませる企業も多い」
(NCBリサーチの古賀社長)
といい、採用に二の足を踏んでいる企業が多い。
今回始めるサービスでは企業の採用リスクを軽減するため、半年間は、派遣先企業への就職を前提とする紹介予定派遣として、ワールドインテックが留学生を雇用する。
半年後に派遣先企業と本人が合意すれば、正社員雇用に切り替える。
NCBリサーチが手掛ける研修は月1回程度実施する予定。
これまで日本人の新入社員向けに提供していたメニューに加え、外国人向けに日本で働く際の心構えや日本企業の風土などの座学を盛り込む。
実際に働く中で感じた悩みなどを自由に話してもらい講師が相談に乗る場も設ける。
研修サービスを利用するには、企業はワールドインテックへの支払いと別に1人当たり20万円程度の費用を負担する必要がある。
このほか、留学生を受け入れる企業向けにも、留学生の出身地の文化などを知ってもらうメニューを作る予定だ。
NCBリサーチは3日、留学生採用を希望する企業と外国人留学生を引き合わせるための説明会を開き、企業に同サービスの利用を働き掛けていく。
まずは中国人留学生を対象とし、今後はタイやベトナムなど東南アジアからの留学生にも順次広げていく。
九州経済産業局が2009年に実施した調査によると九州に留学している外国人の76%が日本での就職を希望。
だが、11年5月1日時点で九州の大学や大学院に留学している外国人は1万8699人(日本学生支援機構調べ)いるのに対し11年に九州企業に就職した留学生は429人(法務省調べ)にとどまっている。
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海外留学生の採用を促進する。
最近は、そのような動きが増えつつあるように思います。
とは言え、先日の記事のように少しグローバル人材の採用意欲が減退しているという現象も起きています。
その対処法としたのが、紹介予定派遣なのでしょうね。
採用意欲が減退しているとはいえ、まだまだ始まったばかり。
「優秀なグローバル人材を採用し、定着してほしい」
それが企業の願いなのではないでしょうか。
その為に、今は色々な試行錯誤が繰り返されています。