60歳~64歳の就業率、63%に引き上げ、20年目標、政府が大綱改定へ
8月4日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
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60~64歳の就業率、63%に引き上げ、20年目標、政府が大綱改定へ
政府の新しい「高齢社会対策大綱」の素案が3日わかった。
働き方などを「人生90年時代を前提とした仕組みに転換」する狙い。
高齢社会の支え手を増やすため、60~64歳の就業率をいまの57・3%から2020年に63%に引き上げることを目指す。
大綱の改定は01年以来11年ぶり。年内の策定を目指す。
大綱は政府が今後進める高齢社会対策の指針になる。
素案は、高齢社会を支えるには「若年者や女性の能力を積極的に活用する」ことが必要と指摘。
若者の中小企業への就職支援や女性向けの職業紹介、非正規労働者の正規雇用への転換などを進めるとした。
数値目標では、20年度末までに利用者の多い駅やバスターミナルなどをすべてバリアフリーにするとした。
在宅テレワーカーの数も現在の490万人から15年には700万人に増やす。
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高齢社会に対応する為、政府も色々と動いています。
その一つが、今回の高齢者の就業率を上げるというもの。
65歳を超える従業員が希望した際は、雇用を延長しなければならないという「義務化」を制定したのも、その流れの一環なのでしょうか。
年金の受給開始日を遅らせるという話が上がっている中で、このような動きがあるのもおかしくありませんよね。
テレワークのような在宅勤務も前から言われている事ですが、増加傾向にあり、かつ政府は増加させようとしているます。
「働きかた」の定義が、少しずつ変わり始めているような気がします。
会社に出勤する(事業所に出勤する)というのは、「常識」ではなくなってきています。