正社員の年間休日数など休日の実態調査結果を発表、インテリジェンス
8月9日 日経速報ニュースからの抜粋+一部編集です。
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インテリジェンス、正社員の年間休日数など休日の実態調査結果を発表
発表日:2012年8月9日
転職サービス「DODA(デューダ)」
正社員の年間休日数 夏季休暇の多い職種は?
~ビジネスパーソン5,000人 休日の実態調査~
株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、25歳~39歳のビジネスパーソン5,000人を対象に、休日についてアンケート調査を行いました。
調査では、年間休日数に加え、通常休日(法定休日・所定休日)、夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇(実取得)、特別休暇それぞれの日数を職種別に比較しました。
※全56職種の休日数や詳細な考察は、「DODA」サービスサイトにて公開しています
http://doda.jp/guide/ranking/059.html
【調査結果】
■年間平均休日数―平均124.0日、最多はメーカーの研究開発職
年間休日数の平均は124.0日で、内わけを見ると通常休日(法定休日・所定休日)が102.8日、夏季休暇4.3日、年末年始休暇5.2日、有給休暇(実取得)10.1日、特別休暇1.5日、という結果になりました。
56の職種別に見ると、最も多いのは「製造系-研究開発」の134.1日、次いで「製造系-設計/開発」(134.0日)、「営業系-MR(医薬情報担当者)」(133.0日)が続きます。
上位10職種のうち4職種が製造系と、メーカーの技術職は休日が多いことがわかりました。
■夏季休暇―平均4.2日、最多はメーカーの設計/開発職(6.2日)
次に夏季休暇の日数に着目すると、最も多いのは「製造系-設計/開発」の6.2日。
メーカーはお盆に工場の稼働を停止させる企業が多いため、長期休暇を取りやすいと考えられます。
同じくメーカー系の職種として、「製造系-生産技術/生産管理」(2位)をはじめ「企画・管理系-知的財産/特許」(5位)、「製造系-研究開発」(6位)、「営業系-メーカー」(8位)、「企画・管理系-購買」(9位)が上位にランクインしています。
一方、3位にランクインしている「営業系-広告/メディア」(5.4日)は、年間休日数は56職種中46位の109.5日と決して多い職種ではありませんが、BtoBビジネスのため法人顧客の長期休暇に合わせて休みを取得しやすいと見られます。
■有給休暇(実取得)・特別休暇―有給取得の最多は「金融系-ファンドマネジャー/アナリスト」
有給休暇(実取得)の日数を見てみると、最も多いのは「金融系-ファンドマネジャー/アナリスト」の14.5日、2位に「企画・管理系-調査/リサーチ」(13.7日)が続きます。
上位5職種は、いずれも年間休日数は56職種中20位以下ですが、有給休暇は取得しやすい環境にあるようです。
また、特別休暇の日数を見ると、1位の「システム系-ITコンサルタント」(4.8日)、2位の「金融系-投資銀行業務」(3.8日)をはじめ、上位5職種中4職種は、有給休暇の多いTOP5がランクインしています。
これらの職種はプロジェクト単位で進める仕事が多いという共通点があり、プロジェクトが終了して次のプロジェクトが始まるまでの間は、休暇が取りやすいと考えられます。
【調査概要】
■対象者:25~34歳、正社員・契約社員のホワイトカラー系職種の男女
■調査手法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
■実施時期:2012年3月10日~11日
■有効回答数:5,000件
*図表1~4は添付の関連資料を参照
※全ての調査レポートは、「DODA」サービスサイトにて公開しています。
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
図表1~4
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0316567_01.pdf
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多いか少ないかは、それぞれの企業によって異なりそうですよね。
もちろん、企業の役員や管理職、個人事業主は当てはまらないかと思いますが。
厚生労働省が発表しているのも、現在年間労働時間は1,800時間を2年連続できっています。
多い時は2,200~2400時間程度だったようなので、機械化による効率化もあるでしょうが、現代人はどんどん勤務時間が減っているようです。
もちろん、厚生労働省にデータをだしている企業なので、完全なものではないかと思いますが…。
とは言え、他社の勤務状況は気になるものですよね。