ミャンマー縫製工場増員、ハニーズ、17年に5,000人体制
9月3日 日経産業新聞からの抜粋+一部編集です。
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ミャンマー縫製工場増員、ハニーズ、17年に5000人体制
【郡山】
婦人服製造小売り大手のハニーズは、ミャンマーで4月に稼働した縫製工場を増強する。
現在580人の従業員を2017年春までに5000人に増やし、全生産量に占めるミャンマーの比率を約20%に引き上げる。
中国に比べて割安な人件費や、関税なしで日本に輸出できる利点を生かし、コスト競争力を高める。
縫製工場はヤンゴン郊外に位置する。
ハニーズは3月に資本金300万ドル(約2億3000万円)で現地法人「ハニーズ・ガーメント・インダストリー」を全額出資で設立。
工場は土地と建物を賃借している。
敷地面積は約8140平方メートルで床面積は約5260平方メートル。
自動裁断機やミシン、生地を延ばす延反機など最新の機械を導入した。
稼働時点で150人だった従業員を年内に1000人に増やす。
これによりフル稼働状態となり、生産量はパンツを中心に月産約25万枚になる見込み。
さらに建物と設備を増強する。
新設備を賃借するか、自社で建設するかは今後詰める。
材料の生地は中国などから輸入して縫製する。
完成品は全量を日本に輸出する。
日本はミャンマーに特恵関税を適用しているため、中国に比べコスト競争力が約10%高まるという。
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アジアに進出している企業が多いとはいえ、中国だけではありません。
タイやミャンマー等にも進出しているのですよね。
もちろん、それ以外の国にも進出しております。
日本企業の目が、どんどん国外、特にアジア圏に広がっているようです。