外国人の本社採用拡大、三井化学、年間10人以上
10月3日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。
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外国人の本社採用拡大、三井化学、年間10人以上に
三井化学は大学の新卒に相当する若手外国人の本社採用を増やす。
従来年2~3人だった採用数を2013年以降は10人以上にする方針。
国内市場の縮小を補うために海外拠点を増やしており、並行して人材の国際化を進める必要があると判断した。
優秀な外国人を新人から育成し、海外現地法人を運営できる人材を安定して確保する。
国際事業を日常業務としてこなせるように約500人いる入社10年以内の若手社員のうち3~4割を海外在住経験者にする考え。
本社の正社員の外国人は現在約60人。
この人数を増やすほか、海外現地法人への出向を増やす計画だ。
さらに優秀な外国人を確保するため、インターンシップ制度(就業経験)も拡充する。
現在は中国、インド、シンガポールの大学・研究機関の学生を年間約20人、実習生として受け入れている。
三井化学の海外売上高比率は09年3月期は35・5%だった。
12年3月期は41・7%まで上昇し、少なくとも5年後には50%を超える見通しとなっている。
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大手企業を中心に進んでいる、外国人採用。
今回は、本社において比率を高めるというもの。
それだけではなく、インターンも拡充していくようです。
大手企業が次々と外国人登用に動くと、中小企業も意識得ざるを得ない状況になります。
取引先の担当者様が外国人になる…という確率も増えるわけです。
大手企業の動きは、中小企業にも影響する。
例えばトヨタ自動車のように、子会社や関連会社、その他発注している企業など、関わっている企業が多ければ多いほど注力すべきですよね。