サントリー、65歳定年制度、来年4月から、従業員の士気向上

人事制度

10月12日 日本経済新聞からの抜粋+一部編集です。

 

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サントリー、65歳定年制、来年4月から、従業員の士気向上

 

 

サントリーホールディングスは11日、2013年4月1日から65歳定年制度を導入すると発表した。

現行制度では60歳で定年を迎えた後、嘱託社員として最長5年間は再雇用している。

現在は定年退職者の8割が再雇用となっている。

同社は今回、定年延長にまで踏み込むことで、従業員の士気向上につなげる。

 

サントリーホールディングスに籍を置いたまま出向しているサントリー酒類やサントリー食品インターナショナルなど事業会社を含む約5000人が対象になる。

60歳以降は新人事制度を導入するため、給与は60歳時点の6~7割程度になるが、現行制度よりも高い水準になるという。

60歳以上の社員がすべて新制度に切り替わる17年と現在を比べた場合、会社の費用負担は十数億円増えることになる。

 

これまでは01年に定年退職者の再雇用制度を導入していた。

11年は95人の定年退職者のうち、82人が再雇用を希望、うち80人が再雇用された。

 

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65歳定年制、動き始めております。

サントリーのような大手企業が動けば、他社も動く可能性は高いです。

政府も動いておりますし、社会的要望・貢献度も高いわけですからね。

 

高齢者関連の雇用問題は、今後も大きく取り上げられていく事と思います。

 

今後の動きにも、注目ですよね。

 

 

尾登 正幸

ブログ著者:尾登 正幸

埼玉県出身。大学3年生の就職活動期に “人生を楽しむことを手伝える” 仕事での起業を決意。同じ志を持つ仲間と3年後の会社設立を目標として共有し、ノウハウを得るため2006年に人材派遣会社に就職した。2008年12月、仲間と共にRAYERED(株)を設立し、2010年からは代表取締役に就任。ビジョンの共有を核とする人事コンサルティングや、人事適性検査にフィードバックを付けるサービスはリピーターが多い。人事適性検査をフル活用した独自のスキームにより、企業と人のベスト・マッチングを提供している。

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